【美女画像生成のプロセス大公開】Stable Diffusionを使った初級プロンプトで理想の美女を手に入れよう!
プロンプト基礎を学びながら高画質の美女を生成します
本記事では、構築されたAI画像生成環境「Stable Diffusion WEB UI」において、
本格的にいろんなプロンプトを比較しながら、
プロンプトの基礎を学びつつ、「高画質な美女をAI画像生成する方法」をご紹介していきます。
環境構築の方法は下記関連記事を参考に、20分ほどでできます。
(関連記事「【美女AI画像のクオリティ向上】Stable Diffusion Web UIの導入手順を解説!初心者でも簡単に高画質な画像生成が可能」)
また、もちろん記事内容以外の色んな単語を試し、皆さん独自でも学びながら、
画像生成を楽しみつつスキルアップしてみてください。
※初級、と言いつつ、私自身がド素人・ド独学なので、中級編以降はあるかわかりませんm(_ _)m
この記事の前提条件
■こんな人におすすめ
・本格的に人物を高画質・高品質でAI画像生成したい
・AI美女作成のプロンプトについて学びたい
■必要なもの
・「Stable Diffusion WebUI」の導入が完了している
(参考記事はこちら)
・インターネットが使えるパソコン
・自分の好みの女の子のタイプを言語化できる(→これめちゃ重要w)
今回使用するモデルは「Counterfeit-V2.5_fp16.safetensors」です。
背景描写で評価が高い、二次元モデルになります。
入手先:civitai
何も入れないとこうなる
Stable Diffusion Web UIを導入して、モデルを入れるところまでいったとしても、
プロンプトの工夫がないと、あまりいい絵は出力されません。
まず、例として、メインとなる人物本体の画像を、何の装飾もなしに出力すると、下記のようになります。
プロンプト
Girl
プロンプト
Woman
プロンプト
Lady
以上、おそらく理想とは程遠く、期待と違った結果になることが多いです。
また、女性を出力するにも、gilr, woman, ladyの3で、
見た目の若さや大人びているかの違いが大きくあります。
基本ですが、言葉を足せば足すほど、装飾されていきます。
簡単なワード、cuteやbeautifulも組み合わせが下記になります。
プロンプト
Cute Girl
プロンプト
Pretty Woman
プロンプト
Beutiful Lady
少し装飾ができました。まだまだ細かいところが変だったり雑だったり、目に魂や覇気がない印象です。
これらを土台に、順番に追加のプロンプトを記述して、装飾していきます。
大事なのはプロンプトの書く順番
AIが指示を拾ううえで、一番左のワードにいけばいくほど、
重要度が高くなり、生成される画像に大きく影響を与えます。
ポイントは、
画質・クオリティについて → 何を書いてほしいか(登場人物) → (その登場人物の特徴) → 背景や場所 → 光の加減・当て方などや照明について
の順番に書くことが多いです。
なので、最初に来る文字は、高画質や高品質、クオリティについて要求するワードが効果的です。
まずは高画質のワードを入れる
まずは、前回ご紹介したように、高画質処理するためのワードを入れます。
- Masterpiece : 傑作
- High-quality : ハイクオリティ
- Best quality : 最高品質
- Ultra detailed : 超詳細
- Extremely detailed : 究極に詳細
- 4K : 4K解像度
- 8K : 8k解像度
- Super fine : 光沢をだす
などです。あくまで例なので、ほかにも良い言葉があるかもしれません。
出力すると下記のようになります。
プロンプト
Masterpiece, cute girl
プロンプト
Best quality, beautiful woman
プロンプト
8k, beautiful lady
このワード1つで、細かな描写に仕上がるので品質ががくんと向上します。
誰を、何人?を入れる
次は人数です。何も入れないとだいたい1名です。
- 人数 : Solo、Two、three, manyなど
- 誰 : Man, boy, girl, lady, woman, baby, child, old manなど
ちなみに、複数の人物を出したい時は、ネガティブにsoloを入れるとより効果的です
プロンプト
Masterpiece, Solo, cute girl
プロンプト
Masterpiece, Two girl, cute girl
プロンプト
Masterpiece, two people,cute girl, one baby, cute girl
(その人物の)特徴を入れる
次に、特徴を入れます。
どんな顔で(髪型や表情)、
どんな格好で(服装やポーズ、装飾品など)、がメインです。
ここに結構、プロンプトを盛り込むと、色んな画像を出力できます。
- 全体感 : Cute, beautiful, prettyなど
- 表情 : smile, happy, laugh, angry, cryなど
- 髪型・髪色 : short hair, long hair, brown hair, black hairなど
- 服装 : T-shirt, suit, dress, one-piece, mini skirt, long skirt,など
- 体系 : fat, slimなど、
- ポーズ : その人のポーズ。立ってる、座ってる、走ってる、うつ伏せなど。
- アングル : うつり方、カメラマンだったらどこからとっているか。
- 装飾 : 髪飾りしてるとか、ネックレスつけてるとかカバン持ってるとか、コーヒー飲んでるとか。
ここは無限にアレンジができる、想像力がものをいう部分です!
プロンプト
Cute girl, shorthair, one-piece, standing, have bag
プロンプト
Beautiful girl, long hair, T-shirt, standing, drink coffee
背景や場所
次は、今まで指示した被写体が、どんなところにいるか、です。
実は結構重要で、何も入れないと、小物や服装から連想される場所を勝手に描写します。
また、その逆もしかりで、服装指定していなくとも場所次第でAIが勝手に気を利かせて、ポーズや服装まで変えることがあります。
(例:海を入れると勝手に水着になったり、野球場と入れると勝手にカープ女子になる)
- 外 : park, street, zoo, stationなど
- 中 : office, school, shopping centerなど
- レジャー : pool, sea, mountain, riverなど
プロンプト
Masterpiece, Cute girl, shorthair, T-shirt, running, park, cap
プロンプト
Masterpiece, Beautiful girl, long hair, mini skirt, sitting, school, have pen
光の加減や光沢など照明について
なくてもいいですが、光がどんな感じで差し込んでいるかです。 神絵師といわれる方々は、ここを結構こだわっておられます。
- Sunbeam : 太陽光
- reflection light : 反射光
- extremely fine : 極めて明るい
- moonlight : 月あかり
プロンプト
Masterpiece, cute girl, blue short hair, T-shirt, sea, have drink, sunbeam
プロンプト
Masterpiece, beautiful lady, black long hair, sitting bed, reflection light
プロンプト
Masterpiece, cute woman, brown middle hair, read book, room, extremely fine
プロンプト
Masterpiece, cute woman, brown middle hair, read book, room sunbeam
ネガティブプロンプトについて
【ネガティブプロンプト】とは、
「これは書かないで!」という指示になります。
AI画像生成では、よく「顔が変」「指の本数がおかしい」などなど細かなところが苦手で、変な絵もでてしまいがち。
そこで、少しでも希望通りの画像を出力するために、具体的にネガティブプロンプトも指示しておきましょう。
慣れてきたら、あなただけのデフォルト文章を作っておいて、あとはコピペでもいいと思います。
- 画質について : low quality, worst quallity
- 手が3本、4本になる : three arms, three legs
- 指が変 : bad-hands
- 頼んでもないのに、猫耳をつけてくる : cat ear
筆者は女性の猫耳とへそピアスが苦手です。ネガティブプロンプトに入れます。
プロンプト
Masterpiece, cute woman, black middle hair, white T-shirt, standing, smile, park
ネガティブプロンプトなし
ネガティブプロンプトあり
low quality, worst quality, low detailed
入れるとよくなる、なら入れておこうって感じなのがネガティブプロンプトです。
【実演】実際に好きなタイプを作ってみよう
ここで【超重要】なのが、
自分の好みを言語化する能力です。
僕個人的には薄茶色のショートヘアーの女の子が好きなので、それを作ります。
プロンプト
Masterpiece, cute girl, short light brown hair
着せたい服も好みで。
プロンプト
Masterpiece, cute girl, short light brown hair,white T-shirt, mini skirt
あと少し大人っぽい身体に整えます
プロンプト
Masterpiece, cute girl, short light brown hair,white T-shirt, mini skirt, (+内緒、ご自身でお試しを)
あとは職場で一緒に働いてる風がいいな
プロンプト
Masterpiece, cute girl, short light brown hair,white T-shirt, mini skirt,Office, sitting
もうちょっと小物をつける
プロンプト
Masterpiece, cute girl, short light brown hair,white T-shirt, mini skirt,Office, sitting, pc, have coffee
表情が硬い。笑っている表現を足す
プロンプト
Masterpiece, cute girl, short light brown hair,white T-shirt, mini skirt,Office, sitting, pc, have coffee, Laughing
ヘラヘラ笑いすぎ。Laughingをsmileに変更。
プロンプト
Masterpiece, cute girl, short light brown hair,white T-shirt, mini skirt,Office, sitting, pc, have coffee, smile
机に肘をつかせてみる。コーヒーもやっぱなし。
プロンプト
Masterpiece, cute girl, short light brown hair,white T-shirt, mini skirt,Office, sitting, pc, smile, elbows on the desk
完成ぃ!!!!
納得のいくキャラができました。これを当サイトのキャラクターにしよう。
命名、、、秘書の、、秘紗(ひさ)!!
これを別カテゴリ「AIが導く、ブログ成功への道」ブログ立ち上げストーリーに登場させていきます。
ポイント
いかがでしたか?
皆さんも理想の女性像の特徴を言語化して、英単語を調べ、たくさん出力してみてください。
また、かわいい、にも、cute やprettyといろんな表現があるので、いろいろ試してみましょう。
多少ガチャな部分もありますが、プロンプトテクニックを向上させることで、10分の1の確率が5分の1の確率やそれ以上に上がることは確実にあります。
理想の1枚に出会えるまで、根気強くいろんなプロンプトを試してみてください。
まとめ
- プロンプトは法則に乗っ取って、画質 → 人数 → キャラ → キャラ設定(髪型、表情、服装など)→ 背景や場所 → 光の加減の順番で書く
- プロンプトテクニックの向上=狙い通りの出力結果が出る確率が上がる
次回以降、表情や髪形、服装や、モデルによっての出力の違いを、プロンプトを交えながら紹介していきます。